水の基盤 · 5 / 9
地下水はどこから来るか
地下深い場所から水を引き上げるということ

「地下水を使っている」という話を聞くと、どのような光景が思い浮かびますか。庭の片隅の手押しポンプ、あるいは田舎の古い井戸くらいを思うかもしれません。ですが、地下深い場所から引き上げる水は、そのような浅い水とは全く異なる話です。今回は、水が本当はどこから来るのか、そして深さがなぜ重要なのかを解き明かしてみようと思います。
浅い水と深い水は異なります
地下の水は、深さによって性格が大きく異なります。地表に近い浅い地下水は、雨水や周辺河川の影響を容易に受けます。季節に応じて量が大きく変わり、地表の汚染にも脆弱です。
一方、深い岩盤を貫いて下りて会う水は異なります。厚い岩盤層の下に、長期間閉じ込められていた水だから、地表の変化にほぼ揺さぶられません。量が安定しており、温度も一定に保たれることが多いです。同じ「地下水」という名前で呼ばれても、どれほど深い場所から来たかによって、全く異なる水なのです。
深い水が含むもの
水は地下を通りながら、その道に存在するものを少しずつ溶かして含みます。だから深い岩盤を長く通った水は、地表水よりもミネラルをより多く含みます。実際、地下水は地表水よりも硬度が高いことが知られています。硬度が高いということは、カルシウムやマグネシウムのようなミネラルが多く溶けているという意味です。
ここに、どのような岩盤を通ってきたかも、水の性質を変えます。花崗岩や石灰岩のような岩盤層を長く通った水は、アルカリ性を帯びており、珪酸塩のような成分をさらに多く含むこともあります。前の回で述べた水の「滑らかな感触」はここから生じます。深さこそが、まさに水の性質を作り出すのです。
温度も地球が与えます
深い水のもう一つの特徴は温度です。地下は深くなるほど温度が少しずつ上がります。だから十分に深い場所から引き上げた水は、地表の冷たい水とは異なり、ほのかな温もりを持つこともあります。
これがなぜ重要かは、前の温度回を思い出してください。水遊びに適切な温度に合わせるには、水を温めたり冷やしたりする必要があり、その自体が相当な費用です。ところが、最初から地球に少し温められた水であれば、温度を調整する負担が大幅に減ります。温めなくても良いほどの温かい水は、だから珍しい資産なのです。
地下の温もりが季節の変化を受けない、ということも重要です。地表の水は冬は凍るほど冷たく、夏はぬるくなりますが、深い場所の水は、一年中同じような温度を保ちます。春であれ秋であれ、一貫してほのかな温もりを持つ水が出てくるということです。この一貫性こそが、短い夏に制限されない水遊びを可能にする基礎となります。
深い水に出会うこと
もちろん、深い水を得ることは容易ではありません。数百メートル地下を貫いて下りなければならず、その下に本当に使える水があるかどうかは、掘ってみるまで誰も保証できません。時間と費用がかかる仕事であり、水に出会っても、その量と性質を検査して確認する過程が続きます。
だから深い水を持つ場所は、その水を得るまでの過程そのものが、一つのストーリーになります。どこをどのくらい掘ったか、どのような水に会ったか、その水がどのような性質を持つかを、透明に明かす場所であれば、その水に対する自信があると見なすことができます。
ウンダムが出会った水
ウンダム公園の水は、地下六百メートル前後の深い岩盤から上がってきます。浅い井戸の水ではなく、厚い岩盤の下に長く留まっていた水です。だからその量は十分であり、地表の冷たさとは異なり、ほのかな温もりを持っています。毎朝新しい水で満たすこと、春秋には温めずに温かく使うことも、すべてこの深い水があるから可能な計画です。
この水に出会うまでに、わたしたちが何をしたかは、ホームページの別の話(正心の時間)に、少しずつ記録していく予定です。土地を買い、六百メートルを貫き、水に出会い、その性質を確認するまで、短くない時間がかかったことです。次の回では、この水が含むミネラル成分について、もう少し詳しく見てみようと思います。